VポイントアッププログラムとANAカードの併用について考える
忙しいと書く暇がなくて大変ですね。こういうのは量と質が物をいうのは分かっているのですが、体が追いつかなくて大変です。
さて今回は、Vポイントアッププログラムの対象カードとANAカードの併用について、マイルを溜める視点から考えます。
基本換算率
まずは基本的な換算率について考えます。Vポイントは基本的に200円で1P付与なので、還元率は0.5%です。
- ANAカード以外の場合 ... 1P = 0.5マイル = 0.25%
- ANAカードの場合
- 3倍コース(プラチナ) ... 1P = 3マイル = 1.5%
- 2倍コース(ゴールド、一般2倍コース) ... 1P = 2マイル = 1%
- 一般コース ... 1P = 1マイル = 0.5%
- 通常ポイント ... 1P = 0.6マイル = 0.3%
通常カードでは結構厳しい感じですね。マイル目的の場合は一般でもいいのでANAカードを持つのがよさそうです。
各コースと通常ポイントの違いは、ANAカードの通常利用は「ANAマイレージ移行可能ポイント」として各コースの倍率で利用できますが、それ以外のカードでの利用分や、ANAカードであってもボーナスポイントなどは通常ポイントに振り分けられます。
たとえば投信積立のポイントや、各種キャンペーンで貰えるポイントは通常ポイントになります。
ANAカードプラスマイル
これとは別に、特定の店舗で100~200円ごとに1マイル加算される、「ANAカードプラスマイル」のサービスがあります。
セブンイレブンであれば200円、マツモトキヨシは100円で1マイルなので、それぞれ0.5%/1%上乗せされます。
Vポイントアッププログラムと合わせると?
さて、ANAカード以外の決済では0.25%もしくは0.3%とうま味があまりありません。
ここでキーとなってくるのが、Vポイントアッププログラムです。
コンビニや飲食店で利用すると、条件を満たした場合に最大15%までポイント付与されるというサービスです。単純に計算すると次のようになります。
- 5%還元の場合 ... 200円で10P
- 10%還元の場合 ... 200円で20P
- 15%還元の場合 ... 200円で30P
15%還元か家族カード設定もあるので微妙で、それ以外も住宅ローン設定もハードルが高いので、現実的なラインは8%~9%ぐらいでしょうか。
マイルに換算すると...
さて、これをこのままマイルに変換してみます。
- 5%還元の場合
- 10%還元の場合
- 15%還元の場合
単純に5%還元でも倍コース以上の還元率になりました。
現実的な9%としても、9マイル/10.8マイルなので還元率は非常に高いです。
どう併用するか
ここまでの計算を見てどう使い分けるかという所ですが、単純にポイントアップの対象であればそのカードを、それ以外はANAカードを使うという使い分けがシンプルでよさそうです。
ただし、この辺の利用可能店舗は増減があるので、その辺に気を付けながら使う必要がありそうです。